日本触媒、川崎でコンクリート混和剤用ポリマー1．6万t増～来春稼働

摘要

日本触媒は、コンクリート混和剤用ポリマー「アクアロック」を川崎製造所既存敷地内で1万6，000トン増設する。アジアを中心とする需要増に対応するためで、2012年4月の稼働開始を目指す。川崎ではすでに5万トン能力を有し、今回増設する1万6，000トンと合わせ、6万6，000トン能力を有することになる。2012年3月末に完工し、4月から商業運転を開始。アクアロックは、同社が独自開発したポリカルポン酸系ポリマーで、増設後、総生産能力は川崎、姫路、中国、米国の4拠点で川万1，000トンとなる。