化学15社の設備投資、2017年度は1兆1，208億円～期首より若干減額－4社が下方修正も概ね計画通り進行～積極投資続く－

摘要

化学大手15社（旭化成、宇部興産、JSR、昭和電工、信越化学工業、住友化学、積水 化学工業、デンカ、東ソー、トクヤマ、日本触媒、日本ゼオン、三井化学、三菱ガス化学、 三菱ケミカルホールディングス）の2017年度連結設備投資計画額は、中間期を終えて1兆 1，208億円と期首計画より若干（41億円）下方修正された。一部で投資案件の後ろ倒しもみ られたが、概ね計画通りに進行している。前年度実績との比較では17．8％（1，691億円）増と大幅に拡大しており、好業績を背景に積極的な設備投資が続いている。