ポリプラスチックス·塩飽新社長に聞く～事業戦略と今後の方向性－POMなど生産設備の拡張や新規樹脂参入への取り組み開始－

摘要

ポリプラスチックスは2017年度から3カ年の新中期経営計画をスタートさせた。親会社ダイセルの新中計（2017～2019年度）に沿ったもので、具体的な目標数値を公表していないが、合成樹脂セグメントの2019年度目標である売上高1，860億円／営業利益260億円（2016年度実績1，569億円／216億円）に含まれる。同社の2016年度実績は売上高1，203億円／営業利益175億円だったため、セグメント目標のうち8割以上の収益がポリプラスチックスに求められているとみてよいだろう。中計期間中の取り組みと今後の方向性について、6月29日に就任した塩飽（しわく）俊雄新社長に聞いた。