恒力石化、大連のPDH設備にクラリアント／CB＆I技術採用

摘要

恒力石化は、中国·遼寧省大連で計画しているPDH（プロパン脱水素法）設備について、クラリアントとCB＆Iから技術供与を受ける。同設備はCB＆Iの「Catofin」触媒脱水素技術を採用し、クラリアントによるオーダーメイドの触媒と、Catofinとの組み合わせでオレフィン生産量を数％向上させることが証明されているHGM（熱発生材料：Heat Generating Material）を使用し、年産30万トンのプロパンと60万トンイソブチレンを原料にプロピレンを生産する。具体的な能力は明らかにしていないが、同設備が完成すれば単一のPDH設備としては世界最大規模となる見込み。