テクノポリマー、2004年度営業益が5.1倍に改善～コスト削減等寄与

摘要

ABS樹脂の国内最大手メーカーであるテクノポリマー（J SR60％/三菱化学40％出資）の2004年度決算は国内版亮と輸出の数量増加が寄与し、売上高は481億4，800万円と前期比13.0％増加した。 利益面では同社の主原料であるアクリロニトリル、スチレンモノマー、ブタジエンの価格高騰に伴う市況上昇やコスト削減などが寄与し、営業利益は14億1，000万円と5.1倍、経常利益は16億9，800万円と6.4倍、純利益は9億4，600万円と4.6倍と大幅に改善した。