テクノポリマー．佐島新社長に聞く～ABS樹脂の事業戦略－トップセールスを推進してさらなる高収益化を目指す－

摘要

ABS系樹脂のメーカーとして国内トップの生産能力を有するテクノポリマー（JSRlOO％出資）に佐島康貴（さじま·やすき）新社長が4月1日付で就任した。ABS樹脂は、2012年の国内出荷が3％減の24万1，000トン、輸出が10％減の13万7，000トン（日本ABS樹脂工業会）。国内市場の縮小に加えて、台湾·韓国メーカーの大規模生産体制を背景に、国内ABSメーカー各社は高付加価値製品へのシフトを一段と強めている。親会社JSRで、ファイン系製品畑を歩hできたテクノポリマー·佐島新社長に、今後のABS樹脂事業の戦略を聞いた。