三菱レイヨン、排水処理向け中空糸膜の新規エレメントを販売開始

摘要

三菱レイヨンは、膜分離活性汚泥法（MBR：MembraneBioreactor）向けに、2014年9月から新たなエレメント／モジュールの販売を開始する。MF（精密ろ過）膜を使用した従来製品から、細型のUF（限外ろ過）膜を用いたエレメント／モジュール構造へ大幅にリニューアルし、更なる省スペース、省エネルギー、高洗浄性を実現した。パッケーシ型の排水処理設備やビル地下設置の中水道システム向けを中心として、2014年度に年間20プラント、3年後に200プラントへの採用を目標とし、中国などアジア市場に広く展開する。