三菱ケミ、前期営業益50％増～大陽日酸連結化や市況改善など奏功

摘要

三菱ケミカルホールディングスの2015年3月期連結営業利益は50％増の1,657億円と大幅に増加した。売上高は4.5％増の3兆6,563億円、経常利益は58.2％増の1,631億円、当期純利益は88.7％増の609億円といずれも好調で、売上高は過去最高だった。ナフサやパラキシレンの市況下落によりケミカルズ事業で受払差損の影響を受けたものの、ポリマーズ事業における市況改善などによりスプレッド拡大が利益増加に寄与。