遠隔地から稼働状況がわかる取出機監視システム

摘要

1960年代後半より開発が始まった樹脂成形用取手ロボット（以下，取出機）の分野は，当初は樹脂射出成形機に装着された金型にて成形されたプラスチック製品を，金型より確実に引き離し，人手を介さないで樹脂射出成形機が連続運転を行うことを主目的にスタートした。 それから30年以上経過した現在でもこの大原則は変わることはないが，ユーザー·市場の要求に応えて樹脂成形用ロボットもそのかたちを変えて今日に至っている。