【連載：世界のバイ才プラスチックは今（動向と課題）第30回】 今月の抄録（2020年2月1日~29日）

摘要

パリの歩道で見られる典型的な広告柱モリスカラムは、19世紀にガブリエル·モリスによって開発され現在、JCDecauxが550本を所有·運営している。Mecelec Compositesは、このモリスカラムに亜麻繊維屋根を設計した。大量生産された亜麻繊維の最初の採用例である。軽量性、強度などの利点と厳しい環境要件を兼ね備え、ストリートファニチャーの安全基準に適合している複合材料。Mecelecは、亜麻マット補強材料として新しいRTMコンプレックスとBMC材料を開発。リサイクルABSを一部使用し、100%亜麻繊維で強化された唯一のBMCである。Mecelecグループは持続可能な生産プロセスの開発に取り組み、廃棄物の再利用に注力。