新しいニーズに貢献できる時代に高い品質·技術力を業界のカとしてアピール

摘要

「われわれ遮水防水シート業界は，これまで新設最終処分場の環境と安全性を守るために貢献してきており，それなりに目的は果たしてきたと自負しております。しかし，近年の3R（Reduce，Reuse，Recycle）政策の浸透から新設最終処分場の設置件数は年々減少し，ピーク時のおよそ3分の1程度になっており，このままでは業界は成り立っていきいませhが，ゴミを大きく捉えていくと不適性処分場や不法投棄，土壌汚染－などの対策にはわれわれがこれまで蓄積してきた遮水シートや施工技術が必ず必要となり新しいニーズに貢献できると考えています」と日本遮水工協会の上田滋夫会長は語る。業界の現状と課題点を聞いてみた。