新豊洲Brilliaランニングスタジアム

摘要

計画は、新豊洲地域の将来構想の一つとして、東京ガス用地開発が掲げた、スポーツ×アートのコンセプトを軸に、2014年から行われたTOYOSU会議というコンソーシアムに端を発する。その中のコアメンバーである為末大氏の「誰もがスポーツやアートを楽しむことができる全く新しいタイプの施設を作りたい」との構想から、建築プロジェクトが生まれた。この施設の機能は、競技用義足の開発及び調整室を併設した、パラリンピアを目指す障害者トップアスリートのためのトレーニングセンターとなる。建設にあたり、かねてより障害者スポーツの振興をサポートされていた、東京建物がネーミングライツを取得し、新豊洲Brilliaランニングスタジアムと命名された。