前年度比2割減。34億円規模に半導体製造装置用、集積化ブロック向けが打撃

摘要

半導体製造装置やガスキャビネット、半導体製造工場のエレクトロニクスガス用圧力調整器の11年度は、前年度比2割減の34億円規模となったとみられる。リーマンショックの影響による世界的な半導体不況を背景に、各社の売上高が前年度比約45％の減少を強いられた08年度に対し、09年度は秋から年末にかけ回復に転じ、総じては出荷台数で約10％増、出荷金額では微増気味の横ばいで推移、10年度は国産メーカーはフル生産体制で対応し、市場全体でも出荷台数は2倍以上となったが、コスト競争が続いている事から売上高は30％増程度の43億円となった。