岩谷産業滋賀ガスセンター内にカセットボンベ充填工場新設、16年4月稼働予定2500万本／年を国内生産に切替

摘要

岩谷産業（野村雅男社長）は8月20日、これまで大半を海外で委託生産していたカセットボンベの一部を国内生産に切り替え、滋賀県近江八幡市長光寺町にある同社滋賀ガスセンター内に、同社では国内初のカセットボンベ工場を建設することを発表した。同社は1969年にカセットボンベの生産を開始、カセットボンベは製缶工場から空き缶を仕入れ、空き缶にガスを充填することで完成させているが、そのガス充填作業をこれまで海外では中国広東省の自社工場と韓国の委託工場で、国内では東邦金属工業と小池科学の工場に委託することで生産していた。