(S016_1)溶鋼中介在物形態制御技術の開発

摘要

鋼の性質には鋼線成と組織に加え非金属介在物が影響すること、その生成が製鋼段階から始まることから介在物制御は常に大きな課題であった。鋼申介在物は、表面や内質の様々な欠陥として負の作用がある一方、母相に対する第2相として、新たな機能を付与する正の作用もある。また介在物は製鋼を初めとしたプロセス上の問題を生じることもあって、介在物制御、特にその形態を制御することで欠陥やプロセスへの無害化すること、および鋼車で機能を発薄させることが行われてきた。