日本発 金型加工最前線－JIMTOF 2006に見る最新金型加工技術：超高速·高精度加工の実現

摘要

レーダース社の「RXP 500 DS」は、非常にコンパクトで最先端技術を搭載した新型同時5軸加工機である。 当社の設計者は、新たに発案された技術を絶えず把握しており、高精度化へ向けてさらに一歩進hだ技術を生み出すことが可能である。 この新型機は、すでに当社の多くのユーザーが称賛している標準化されている特徴に加え、新たにいくつかの特徴がある。当社は3軸機種にて1992年に市場での参入に成功し、その後めざましい販売実績を残しており、3軸機RXP 500に続く5軸仕様機RXP 500 DSが開発された。 「RXP 500 DS」は回転2軸にトルクモータを搭載し、全軸にダイレクトドライブを採用している。注目すべき点は、RXP 500で加工できるものは、RXP 500 DSでも必ず実現でき、さらにより良い加工結果が実現できることである（図1～3参照）。 RXP 500 DSのターゲットは、すでに当社の顧客として確立された金型加工業者における電極やスチール製の入れ子加工であることはいうまでもない。 しかしながらMr. Juergen Roeders（ユルゲン·レーダース氏：レーダース社代表取締役社長）は、「この新型機は量産加工機としても使用でき、実際に使用しているユーザーもいる。 特にインペラの加工を検討している方には、この新型機は理想的な加工機である」と言っている。