3次元プラスチック金型設計支援システムTopSolid’Mold 7の高速処理技術

摘要

1998年、3次元統合CAD／CAMシステムTOP-solid v6シリーズが日本で発売された。3次元CAD、2次元CAD、金型設計、部品加工まで「データの一気通貫による新しいモノづくり」を実現するTOP-solid v6シリーズは、国内企業4，000社の生産性向上に貢献している。発売後、ハードウェアではマルチコアプロセッサ、大容量メモリやSSDなどが登場し、OSはWindows NT4.0や2000からWindows 8に進化した。3次元CADも年々改良を重ねながら広く普及してきた。その一方で、3次元CAD／CAMシステムの普及が進むにつれ、陀次元CADより操作が難しく習得に時間がかかる」、「データ容量が増加するにつれ操作性が悪くなる」、「CADデータの管理が煩雑」などの声が聞かれるようになった。これまでのさまざまな3次元CAD／CAMシステムが抱えてきた重大な問題を技術的に解消するとともに、ユーザーの皆様が期待されてきた数々のご要望を高度に実現するために登場したのがTopSolid 7シリーズである。