プレス金型工場での稼働管理システム構築と次のステップ

摘要

当社はプレス金型、モールド金型の製造·販売と、プレス品、成形品の量産を展開する新潟「燕三条」の企業である。1982年にCAD／CAMシステムを導入して以来30年余り、現在は独自開発の「金型管理システム」を中核にモノづくりのリードタイム短縮に向けた活動を進めている。結論を先に述べる。稼働管理システムによるリードタイム短縮は可能である。ただしその実現には、「設計データ～部品表～スケジューラ～実績収集～金型管理」そのすべてがつながりをもち、かつ進捗情報を自動に近い形で入力できる環境の構築が必要になる。