溶接H形鋼製作工場認定制度

摘要

日本鉄骨評価センター（小南忠義社長）は、溶接H形鋼製作工場認定制度の発足から10年を迎えたことを磯に、「この1年をかけて今一度、審査基準の見直しを図りたい」との考えを示した。15日に開催された東日本ビルトH工業会の総会後の研修会で明らかにしたもの。具体的には鋼材強度、板厚および板継ぎの有無で区分している同認定のうち、「AAJ rAAA」において「入熱·パス間温度管理など項目によっては必須項目とすることを考えている」（小南社長）とし、さらに、審査基準の厳格化の意向を示した。全国ビルトH工業会（会長＝土屋敏彦·浜松アイ·テック社長）はこれを受け今後、日本鉄骨評価センターとの間で本格的な協議に入るものとみられる。