自動車補修、新成長戦略へ：生活者基点のサービス構築

摘要

汎用市場の核である自動車補修用塗料が新たな成長戦略に向け、マーケテイングパラダイムを変えようとしている。従来の市場プレーヤーであるカーディーラー、整備·BP専業といった枠組みから一旦離れ、カーオーナーの生活感覚をベースにしたサービス業ビジネスモデルを構築する方向。しかし目標が見えにくい、コストとリターンが不明など、依然ネックが大きい。入庫誘導の主導権は塗料メーカーが握るとは限らない。オートサプライヤーか、はたまた異業種からの参入X社か、まだリーダー企業は見えていない。