溶接部バリ取り装置および方法

摘要

本発明は、溶接部バリ取り装置および溶接部バリ取り方法に閲し、とくに、不等厚平板、形鋼などを巻き端部を溶接した環状リム素材の溶接部のバリ取りに適用できる溶接部バリ取り装置および溶接部バリ取り方法に関する。 トラック、バス用ホイールのリムには、従来、平板形状素材および形鋼形状素材の2種類の素材のいずれかの素材が使用されている。 さらに、特開平8－91005号公報に示す不等厚材料素材などの素材の使用も知られている。これらの素材からのリムの製造工程において、平板については、巻き、溶接こトリミング後、主にロール成形によりリム形状を形成している。 時間平8－91005号公報の不等厚材料については、トリミング工程を除き、平板からのリム成形と同じ工程を想定している。形鋼については、形鋼が最終形状に近い断面形状となっているため、巻き、溶接後、分割型を用いた主に径方向への拡大成形（サイジング）となる?。 また、リム溶接後のトリミング（バリ取り）については、平板素材では刃具を環状素材の軸方向に動かして加工している（軸方向トリム、フラットトリミング）。 また、形鋼では凹凸があるため、セクションと同じ形状がついた刃具を同方向に動かして加工している　り讃方向トリム、ロータリートリマー）。