金属やセラミツクスの粉体を低温で金属部品表面に打ち込むレーザーピーニング技術で予摺動面改善など長寿命化が可能

摘要

名古屋大学工学研究科の沓名宗春教授らの研究グループは、パルス光レーザーを用いて金属やセラミックスなどの粉体を金属部品などの表面に打込むレーザーピーニング技術を開発した。 高圧プラズマを発生きせ、粉体に打ち込む。 コーテイングやシヨシトピーニング、溶射に代わる技術として各種部品の摺動性能の改善や金属疲労に対する強度向上などの効果が見込めるとしている。 開発技術は、ステンレスをどの金属シートフイルムの裹側に直近直径0.1μm～数μmの金属やセラミツクスなどの粉体を接着。 そのフイルムを処理対象物の上に置いてパルス光レーザーを照射すると、5GPaの高圧プラズマが発生する。 その圧力によつてフイルム裹側の粉体が処理対象物の表面に打ち込まれる。