2期連続2800万トン超--1Qは164万トン上振れ、今年度1.1億トン超の勢い

摘要

経塵省が2日発表した2013年度第2四半期（7－9月、2Q）の鋼材需要見通しによると、粗鋼生産は前期実績見込み比0.3％減（前年同期比2.8％増）の2802万トンと2期連続で2800万トンをよ回る見通しだ。土木?建築や自動車?建機を中心に需要がさらに拡大ずるため。なお1Q実額は電力の値上げや需給逼迫を意識した普通鋼鋼材や半製品の在庫積み増しなどで国内生産が上振れした結果、4月2日発表の需要見通じより164万トン多い2810万3千トン（生産計画比では44万トン増）と12期ぶりに2800万トンを突破した。今年度の粗鋼は年率1億1千万トンを超える勢いだ。