順調な生産と輸出不振で需給緩むわが国のネシア産輸入量は8ガトンに急増

摘要

今年のパーム油相場は，高値安定で推移していたが，5月半ば以降は一転して，軟化傾向がみられている。原油相場（マレーシア定期市場，2カ月先物）は，1月は2,500～2,600リンギ台で推移し，2月下旬から3月にかけては乾燥懸念と大豆油の上昇を背景に2,900リンギ近くまで上昇した。4月には，一転して中国やインドの輸出減少やシカゴ大豆油の下落が弱材料となり，2,600リンギ台まで反落した。