繊維から機能性材料事業へ拡大

摘要

帝人と中国とのつながりは友好商社を通してのポリエステル綿輸出などでスタート，これが70年代初頭の上海金山石化公司，その後の天津石化公司への技術·プラント輸出となり，当社の技術が現在の大ポリエステル生産国としての中国の礎となった。 当社グループの本格的製造事業の進出は94年，江蘇省南通市にポリエステル長繊維織布·染色仕上げの事業計画（南通帝人有限公司の設立）を決定したことに始まる。 同市からは今も南通への大規模投資のさきがけとして，また，最初に井戸を掘った会社として評価を受けている。