新日鐵化学特色あるエクセレントカンパニーを目指す

摘要

新日鐵化学は，2002年度決算において，含み損の一掃と累損の解消を一気に行った。具体的な内容は，子会社である日本エレクトロニクスをはじめとする不採算事業の整理，遊休設備の処分などで，500億円強の特別損失を計上したため，純資産200億円と債務超過に陥った。 この村策として，2003年度に新日本製鐡の支援により350億円の増資，約630億円の減資を実施，累損を一気に解消した。これにより当社は経営上の最大課題が達成された。