カタールのラフアン生産開始：コンデンセ一ト原料の製油所が稼働

摘要

出光興産、コスモ石油、三井物産、丸紅の4社が出資するカタール国ドーハのラス·フアン工業団地に建設したラフアン製油所は9月23日、精製装置の稼働を開始し、石油製品の生産を開始した。ラフアン製油所は、処理量が日量14万6，000バレルで、カタール国で初めてのコンデンセートを原料とする製油所になり、ナフサを61，000b/d、灯油を5万2，000b/d、軽油を2万4，000b/d、LPG を9，000b/d の生産を予定している。ラフアン製油所への出資比率は、カタール国営石油会社が51％、工クソンモービルが10％、トタールが10％、出光興産が10％、コスモ石油が10％、丸紅が4.5％、三井物産が4．5％である。