日団協が需要開発セミナー意識改革に取組むLPガス業界

摘要

日本LPガス団体協議会は、10月12日に「平成17年度日団協·需要開発セミナー」を開催した。 今回のセミナーは、エネルギー間競争が激化するなかでLPガス事業者が生き残りのために取り組むべき問題点を洗い出し、事業者の意識改革を促がして需要拡大を目指すもの。 セミナーの冒頭で挨拶した日岡協の児玉重夫会長は、今年2月の京都議定書の発効、3月の総合資源エネルギー調査会の長期エネルギー展望で、LPガスがクリーンで省エネに向くエネルギーと位置づけられ、2010年には需要が200万トン拡大することに期待を表明した。 また、ボーダレス化によりエネルギー間競争が激化しているので、LPガス業界がいかに生き残るか構造上の問題点を改善して、需要拡大に繋げたいと抱負を語った。 セミナーでは、LPガス業界に精通している有名講師が、LPガス業界関係者に意識改革に取り組み、エネルギー間競争に勝ち組となるための秘訣を指南した。