混迷を深める国際石油情勢イランに新大統領、微妙な油田開発

摘要

ハタミ大統領のもとで穏健な改革路線をとり、米国との関係改善の可能性も高めてきたイランが急速にイスラム回帰色を強め、再び米国との関係が悪化しつつある。 それに伴って国際石油情勢は一段と緊張の度合いを深めようとしており、今後の展開は予断を許さない。 2005年6月25日イランの新大統領にイスラム保守強硬派のアハマデイネジャド·テヘラン市長が当選した。