石油業界に消費税率10％増税の影響あるか予想外のガソリン需要減と混乱の可能性も

摘要

10月1日から石油製品に消費税率10％が適用された。SSのガソリン、軽油、灯油の10％上乗せ分が入って、店頭価格の表示も変わった。レギュラーは、1l当たり3円程度が上がっている。一般のドライバーへは、9月中に告知し、増税の周知を促した。しかし、9月中は、ガソリン市況が原油価格上昇もあって、値上がりし、一部ドライバーが給油を控える様子が見られた。ガソリンの最大の需要地関東では、9月23～29日の増税前のSS店頭は駆け込み給油があまり見られなかった。だが、増税前日の9月30日にドライバーが駆け込み給油の列が彼方此方で見られた。それだけに、消費税率10％でのガソリン需要への影響が気になる。