エンタープライズRIAがWebアプリを変える

摘要

Webアプリケーションは、その普及にともないユーザビリティの欠如が顕在化してきている。 例えば多数の入力項目があるデータエントリ系の業務システムにおいては、入力生産性の低下が直接業務全体の生産性低下につながる。 また、HTMLベースのユーザーインターフェイス（以下、∪りでは、明らかに生産性の低下が予測されるケースや、帳票/OCRが含まれる業務などでは、Webアプリケーションへのマイクレーションができないケースさえある。 現在のコンピューティングの主流であるはずのWebが、レガシーから次世代へのマイクレーションを阻む要因の1つとなっている。 ユーザビリティの問題はコンシューマサービスにおいても顧客満足度の低下を招いている。いくつもの画面を遷移しなければ目的のサービスまでたどり着けない操作性の改善はもちろh、単なるカタログサイトにとどまらない、より付加価値の高いサービスが求められているのだ。