森林資源の用途開発を促進：第一線の研究者が講演

摘要

「フィトンチッドフォーラム2009」（フィトンチッド普及センター主催）が9月7日東京大学弥生講堂で開催された。フォーラムは、今回で12回目。フィトンチッドをより深く理解してもらうことを目的に、第一線の研究者が講演する。主催者は、環境問題に対する世界的規模での高まりのなか、再生可能資源としての木材をはじめ、森林資源全体への期待が寄せられている。また、環境ホルモンや化学物質過敏症などの問題により、自然素材への回帰が高まっている。こうした背景を勘案すれば、フィトンチッドへの正しい理解を深め、用途開発を促進させることは急務だと壁言している。