日協がLCI分析でLPG再評価へ燃料·利用別で「製造～燃料」「～利用」のCO2量算出

摘要

日本LPガス協会は、LPガスの特徴及び有用性を改めて確認する目的で、各種燃料·エネルギーについて製造から消費までの「ライフサイクルインベントリ（アナリシス）」（LCI分析）を行った。調査内容は①石炭、石油、輸入液化天然ガス（LNG）、都市ガス、LPGを対象に、エネルギー消費量、CO2排出量、SOx排出量についての「エネルギー製造のLCI分析」を行い、資源産出から消費者到達までのCO2排出量を算出②各種エネルギー利用の評価について、調理機器、給湯機器、空調機器、発電機器、自動車を対象に資源採掘から利用段階までの「エネルギー利用のLCI分析」を行い、CO2排出量に基づく評価を行ったもの。2002年、RITEが「厨房、空調、発電用途での温室効果ガス排出量調査」を行っており、今回の調査はそれ以来7年振りとなる。調査は日本工業大学の八木田浩史教授に依頼。