兼松がLPG事業再編、直売3社は岩谷産業へ譲渡

摘要

兼松㈱は1月24日、エネルギー事業部門の再編策として100％子会社の「兼松石油瓦斯㈱」（大東正明社長、本社東京·港区芝公園、資本金1億円）を実質的に解体し、2月28日付で同社の"産業用LPガス事業"を「兼松石油販売㈱」（宮本幸憲社長、資本金5億円、売上高869億3，300万円＝前期）に営業譲渡する民生用LPガス事業の柱である"直売子会社3社"（兼松ホームガス関東、兼松ホームガス東北、兼松ホームガス北陸）の小売事業を3月末までに「岩谷産業㈱」に譲渡する（株式の全面譲渡）ことに合意したLPG仕入業務を兼松本体が吸収合併する－ことが決まったと発表した。