FRP製LPガス容器、中国工業が試験申請から生産へ－軽量化の必然性、人手不足対策でまず20kg型メータ販売から－

摘要

中国工業㈱は、このほど高圧ガス保安協会に日団協技術基準をもとに、FRP製20kg容器の設計確認試験を申請し、合格後にLPガス20kg容器の受注生産に入ることを明らかにした。同社はFRP製品では50年以上にわたる経験を有しており、同社に対し、FRP容器の国産化には資源エネルギー庁などからも期待する声が上がっていたが、同社では「軽量で腐食がなく美観に優れLPガスのイメージアップに繋がり、また深刻化する人手不足状況からも確実に普及すると判断した」と決定理由を挙げている。