ボトム143円に再取組み一年末の下落分を底上げ－

摘要

ガソリン市況を立て直しを図ることになった。首都圏の街道沿いSSではボトム価格143円以上を再度狙う。昨年12月入りで、一時はボトムを143円に値上げしたが、年末には140門別れの138～9円に下落した。その後は、市況維持に努めているが、販売業者のマージンが減少していることと、仕切価格も値上がりが予想されるため末端市況を値上げすることになった。原油価格も値上がり状況となってきた。イランの核問題に絡hで、アメリカとの対立を強めていることから禁輸措置を講じることを決めた。これに対応してイランがホルムズ海峡を封鎖するとの動きに出るなど緊張感が高まってきた。日本に対してもアメリカから、制裁措置で協力を求められており、微妙な立場にある。このような状況から原油価格は中東産で110ドル台と値上がり気味であるが、今のところ急騰するまでには至っていない。しかし、12月平均の106ドル／レルバーに比べると、5ドル値上がりしているため、ガソリンの安値物を値上げする方向となってきた。