業転との価格差が拡大―業者、業転玉の手当てに関心―

摘要

新々体系への移行でブランド料が加算されることになり、販売業者サイドでは業転市況と仕切価格との価格差が生じるのではないかと心配している。価格差が生じて業転市況が安値となった場合には業転義を手当てできる方策がないのか検討している。今までも業転玉を手当てしているケースもあるが、元売も計画出荷によって数量を厳しくチェックしているため、これからは業転玉の手当てが難しくなるのではないかと警戒している。しかし、特約取引でも、業転玉を手当てすることは自由となっており、元売から圧力がかかることも予想されるが、安値玉を購入するための防衛策として業転ルートを開拓する動きも出てきている。