がh検診胃がh検診-ベプシノゲン法-

摘要

ペプシノゲン法は胃がh高危険群である慢性萎縮性胃炎を，血清ペプシノゲン値でスクリーニングする検診法である．進展した慢性萎縮性胃炎が胃がh発生に深く関わっているということは一般によく知られている,が近年，胃で特異的に産生される蛋白分解酵素ペプシンの前駆体，ペプシノゲンが微量ながら血中に存在し，その借が幽門腺側から口側に進展する胃粘膜の萎縮性変化を反映して低下することがわかった．