新しい治療の現状と今後

摘要

Crohn病(CD)では,T細胞とマクロファージを中心とした免疫異常が病態に関与する.この免疫異常では,TNFαなどの炎症性サイトカインが重安な役割を担っている.そこで,サイトカインを標的とした治療法が開発され,中でも抗TNFα抗体はCDに対七て有効であることが確認されている.他のサイトカインヤシグナル伝達タンパク質に対する分子標的治療の開発も進hでいる.今後,これらの治療法の臨床応用が期待される.