下期減少し11万トン台前半に 前年実績を下回る見込み

摘要

ゴム精練業界の今年の状況としては、上期の生産量は前年同期比5－10％程度の増加で推移した。しかし8－9月以降は需要が低調となり生産量は減少に転じている。このため日本ゴム精練工業会の14年総出荷量は、前年実績の11万トン台後半を下回り11万トン台前半から10万トン台後半になると推測される。今後に関しても、特に国内精練需要については、需要業界の海外移転の加速や現地調達の進展で、横ばいもしくは減少が予測される。