キリンアグリバイオの取い組みとキリンマム －精興園、大輪キクのご紹介－

摘要

輪ギク栽培において、摘菅作業は大きな作業量を占める。 無理な姿勢で長時問作業を要する摘膏作業の負担を軽減するために、当社は多くの「芽なしギク」を開発し作業の省力化に貢献できるよう努力している。 今回は完全芽なしとして人気の高い夏秋輪ギクの代表格2品種を紹介する。 完全芽なしで摘菅作業の省力化を実現。 電照栽培、シェード栽培ともに反応が良く、7月から10月まで採花が可能なので夏シーズンをこの1品種でカバーできる。 切り前での輪径が大きいのが魅力であり、豊かなボリュームと整った木姿、花形が市場からも高く評価されている。また、高温期での開花遅延はなく、生育、開花揃いが非常に良いのも特徴と言える。艶のある白い花弁と、濃緑の菜のコントラストがとても美しい品種である。