養液土耕法にょるスプレーギク栽培

摘要

養液土耕法にょるスプレーギク栽培については、本誌九七年七月号に报告した部分が多いので、ここでは平成七～九年度に検討された家庭用切り花栽培技術確立試験の中からの成果の一部として、とくに、日もち性を含めた切り花品質を意識した上での養水分管理技術、および簡易栄養診断技術の留意点を中心に報告する。養液土耕システムは、栽培ベッドに配管して少量点滴かh水のできるドリップチューブ、液肥混入器、給水ポンプおよび電磁弁を制御するコントローラーで構成される。 今回紹介するスプレーギク栽培試験の場合、ドリップチューブは、八〇cm幅バッドの両端から二〇cmの位置に配管し、ノズル間隔は四〇cm、水の吐豊は単位時間あたり一定量で、水圧〇、六-三、五kg/cm~2等均一に吐出するチューブを用いた。