中央アジア3カ国（ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタン）訪問レポート(2)

摘要

一九三三年創設。 中央研究所は、一五〇名の所員（うち技術者一〇〇名）。 地方七州に研究所があり、それぞれ五〇～一〇〇haの圃場を所有している。その主要業務は次のとおり。①野菜、メロン、ジャガイモの丙種および採種②野菜、メロン、ジャガイモの栽培技術の開発③それらの病虫害防除管理現在の政府登録品種一五〇のうち、八〇は当研究所で開発したメロン、スイカ、カボチャ、キャベツ、トウガラン、ナス、タマネギ、ジャガイモ等である。 年間一〇～一五上の種子を生産し、販売を担当する会社（Semhouse）を保有。 トマトは、露地用のウズマ（Uzuma）、TMK、モスコー（MOSCOW）、クバ（Kuba）、タシケント（Tashkent）、ハウス用のグリカント（Glicant）、アベマリア（Avemaria）の品種がある。 メロンは四カ所のオアシスに一三〇品種があり、そのうち三三品種は当研究所で採種を担当し、二〇品種は早生性、耐病虫性（うどhこ、つる割れ、べと病）を目標に育成したものである。ジャガイモは早熟性品種の育成を目標としている。