生分解性マルチを利用した夏秋どりキャベツ等における全面マルチ栽培

摘要

キャベツやカリフラワーなどの夏秋どり栽培では、マルチ栽培すると収穫後、マルチはぎ取り時の残茎処理に労力を要し、また追肥や土寄せが行えない。そのため、マルチはほとhど利用されてこなかった。しかし、セル成型苗が普及するにつれ、初期生育の安定を図るため、寒地を中心にマルチ栽培が増えている。 一方、収穫後土中にすきこみ、微生物によって分解される生分解性マルチの実用化が進hでいる。 そこで、生分解性マルチを利用したこれら品目の全面マルチ栽培への適用性について検討した。