スウェーデン社に麻酔ガスの処理技術を供与

摘要

昭和電工は医療機関で排出される余剰麻酔ガスの処理システム「アネスクリーンSW」の技術を，スウェーデンの医療設備設計施工会社であるQmt tech ab社（本社：カマル県，Qmt社）に供与した。 このシステムが対象とする麻酔ガスの一種である笑気ガス（一酸化二窒素，N_2O）は，地球温暖化の原因となる温室効果ガス（Green House Gas，GHG）であり，今回，同技術を環境先進国であるスウェーデンの企業に供与することにより，北欧諸国の医療機関へ採用を進めて，GHG排出量の削減に貢献していく。