住友電工、PTFE中空糸膜で従来比1.5倍の大型モジュール開発

摘要

住友電工は、工場排水や都市下水、合併浄化槽向けに、ポリテトラフルオロエチレン（PTFE）「ポアフロン」を素材とする中空糸膜を用いた膜分離活性汚泥処理（MBR：Membrane Bio－Reactor）用の大型モジュールを開発した。従来、最大2mだった膜の長さを3mに長尺化することにより、エネルギーコストなどトータルコスト低減に繋がる。同社のPTFE中空糸膜モジュール事業は年間売上高15億円規模。大型モジュールの市場投入により、韓国、台湾、中国のほか北米、東南アジアなどの地域を中心に売上高拡大を目指す。