住友ゴム工業、安全性と省エネルギーに貢献するタイヤ技術開発

摘要

住友ゴム工業は、空気充填が不要なためパンクが発生しないエアレスタイヤテクノロジー「GYROBLADE」と、タイヤトレッド部の損傷による空気漏れを防ぐシーラントタイヤテクノロジー「CORESEAL」の2つの技術を新たに開発した。同社は、長期ビジョン「VISION 2020」の中で、省資源、低燃費性、原材料の3つの方向性で環境配慮商品の開発に取り組んでおり、今回開発したGYROBLADEはパンクそのものを防止し、CORESEALは万一パンクが発生した際の安全性をノーマルタイヤと比較して大幅に向上させた。これらは走行時の安定性を高めるとともに、スペアタイヤが不要となることで省資源·省エネルギーに貢献する。