電気化学·青海工場長の玉木常務に聞く～長期視点で成長描く－次の100年に繋ぐカーバイドチェーン／コスト総点検を推進－

摘要

青海工場は、石灰石鉱山と水力発電所を持つ工場として1921年に換業を開始。1915年における電気化学工業の創業初期から稼働を続ける歴史ある工場だ。カーバイドをはじめとする各種無機化学品や、世界最大規模のクロロプレンゴム（CR）設備等を擁し、電気化学の主力工場として、昔も今も変わらない存在感を発揮している。しかし、昨今のエネルギーコスト高騰や社会のニーズ変遷などに伴い、同工場も「徹底したコストの総点検」によるさらなる変革や、新たな製品展開などが求められている。青海工場における今後の課題や展望について常務執行役員の玉木昭平工場長に聞いた。