睡眠関連異常嚥下，睡眠関連性窒息，睡眠関連性喉頭けいれん

摘要

睡眠関連異常嚥下，睡眠関連性窒息，睡眠関連性喉頭けいれんは，いずれもアメリカ睡眠学会による睡眠障害国際分類第2版（The International Classification of Sleep Disorders，2nd ed （ICSD-2））の，'他の睡眠障害'付録Aの'他に分類可能な状態と関連する睡眠障害'に分類される疾患である．睡眠関連異常嚥下（sleep related abnormal swallowing）は，嚥下関連筋の機能障害により睡眠中に分泌された唾液が上気道へ流入するため，咳や窒息を生じ覚醒するものである．