86ドルで90ドル乗せの勢ぃユーザー転嫁に再取組み

摘要

10月には89ドルを超え、11月に入ってからは82ドルとなったが、その後は一気に5ドル以上も急騰し、4日連続の値上がりで86ドル台となった。一方、為替が80～81円／ドルとなり、円高で推移しているため、原油の値上がり分も相殺きれることになった。その流れを受けて、10月の仕切価格は1円強／トリルツの値上がりとなったものの、ユーザー転嫁は足踏み状況となっている。末端市況は、石油情報センターの過勤向調査では、5月からの連続値下がりで132.1円の底値（10月12日現在）から反発して値上がりしたが、その後は2週間でわずか0.2円の値上がりにとどまっている。